外来植物ボランティア指導講習会

日時:令和2年8月25日(火)9時~富士山科学研究所で座学

10時30分から現地で研修会及び拭き取り作業

12時00分終了

12時30分富士山科学研究所に戻り解散

 富士山麓では、近年登山者の増加等に伴い、外来植物の本来富士山麓に生息していない植物の分布の拡大が懸念されており、外来植物の分布が拡大した場合、従来富士山麓に生息してきた在来種と外来種(国内由来の外来種を含む)との交雑、外来植物による在来植物の被圧等による生態系への影響が危惧されている。

 このことから、本県では富士山五合目において、外来植物ボランティア指導者講習会を開催した。

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 県では、富士山麓で外来植物が確認はれることを受け、25日、環境保護活動に取り組む住民らを対象に、外来種を見分ける方法を学ぶ講習会を初めて開いた。

 県みどり自然課によると、5合目周辺(標高2500メートル)ではウシノケグサやバッコウヤナギ、オオバコ、ヨモギはど標1500メートル以下で見られる植物が確認されている。

 種子が観光客や登山者の衣服や靴などに付着して運ばれたとみられ、温暖化の影響などによる固有の生態系を破壊する危険性があるという。

 講習会には環境保護に取り組むNPOや市町村の担当者など16名が参加。県によると、参加者を通じて外来植物を持ち込まない意識の徹底を図ることが狙い。

 参加者は在来種と外来種の違いを見分ける方法などを学んだほか、5合目駐車場やロータリー周辺でセイヨウタンポポヨモギ、バッコウヤナギなど42キロの外来植物を取り除いた。

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  やまなし緑サポーター会からは、会長と事務局長が参加しました。

 又、7月12日(日)先の講座「外来植物の現状と対策」には多くの会員が受講し外来植物の除去対策の必要性を認識してました。

 今後、会の取り組むべき課題とし学習会や県の実施する講習会を受講して知識や実技を学び外来植物の除去に少しでも貢献出来ればと思っています。

                            以  上