平成22年度講演会「古木の保全と管理−市民が守る地域のシンボル樹木−」

演題:「古木の保全と管理−市民が守る地域のシンボル樹木−」
演者:(財)日本緑化センター 緑化技術部 主幹 立花登氏
日時:2010/5/22/13:00〜14:40
場所:山梨県緑化センター
出席状況:出席26名、欠席29名

【内容】
 「古木」の定義や、日本の自然環境関連の法律・制度、天然記念物の指定について概要を解説頂きました。

 また、全国各県における緑サポーター会の活動状況についてご紹介頂きました。一番早い県では平成11年から緑サポーターが誕生し始め、昨年度までに全国で1,152人が登録されているそうです。
 本県では、平成21年度末現在161人が登録されており、これは意外な事に全国第2位の緑サポーター登録人数だそうです。ちなみに、全国第1位は高知県の291人。緑サポーター会の活動も盛んで、他の団体とも連携しながら学習会や講演整備や地域シンボル樹木の手入れ等ボランティア活動、会報の発行、巨樹・古木調査、情報リーフレット作成、巨樹古木を訪ねる旅など、多彩な活動を行っているそうです。これは、10年以上の活動の積み重ねの成果であり、全員が役員の様な意識を持つ中で、楽しみながら活動を行ってきた結果とのことです。

 全国的に見ると、当会の活動は盛んな部類に入るのだそうです。特に今年度は、会が主体的にボランティア活動を計画しており、こういった姿勢と内容を大変評価して頂けました。今後も継続し、10年後には先進県になっている事を期待したい、とのことです。今後も引き続き、ご支援下さるとの有り難いお言葉を頂きました。

以上
(文責:岡)