美し森「春の環境美化活動」への参加

主 催: 北杜市観光協会

実施日: 令和元年5月19日(日)AM9時~12時まで

内 容: 草刈り作業及び植栽地整備

 美し森のレンゲツツジの再生活動を続けている北杜市観光協会高根支部及び大泉支部が主催する「春の環境美化活動」に約50名が参加しました。美し森の駐車場から展望台までの広範囲にわたり草刈り作業が実施されました。

 やまなし緑サポーター会から会員8名が参加しました。私たちは、高根支部の活動を主宰する麻川氏(やまなし緑サポーター会々員)の指導で、来る6月2日つつじ祭りのメイン事業である植樹区域の笹原刈り及び植栽地整備作業に汗を流しました。

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 笹原の刈り払いや植栽地整備作業に汗を流す会員、暑い中ご参加頂き大変ご苦労様でした。


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初夏の高原を彩るレンゲツツジ(蓮華躑躅ツツジ科)

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 初夏の高原を彩る朱色の花は周りの緑の中で一際映える。その花園を訪れると歓声を上げるほど美しい。だから室町時代から庭木で鑑賞されていたという。ただし、花や葉には、強い神経毒の一種が含まれている。放牧された牛は、それを知っていて食べずに残すので牧場ではよく見かける。北海道南西部から九州まで広く分布する。

 名前の由来、花や葉の様子をレンゲ(ハス)の花に見立てて「蓮華躑躅」と書く。ツツジは、羊がこの葉を食べて躑躅(てきちょく=足ぶみ)するように地を打ちながら死んだところから漢名は「羊躑躅」だったとも言われている。又、花があまり美しいので、足踏みして進まなくなくなるので「躑躅」になつたという説もある。

 

                     以 上

 

令和元年やまなし緑サポーター会定期総会及び学習会開催のご案内

日 時:令和元年5月29日(水)

場 所:山梨県立文学館・研修室

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[総 会]:午後1時30分~2時20分 

 議案審議

  1)経過報告  

  2)前年度会計報告及び監査報告  

  3)令和元年度事業計画(案)

  4)令和元年度収支予算(案)

  5)会則の改正(案)

  6)役員改選及び会員名簿・連絡網の更新      

  7)その他

 

「学習会]:午後2時30分~4時30分

 内 容:「身近な樹木の病害虫防除」

 講 師: 辻 俊明先生(樹木医)

 

 やまなし緑サポーター会の活性化の為には、会員の皆様が当会の活動や運営に関心を持って戴くことが最も大切だと思います。

 会員各位のご支援ご協力をお願いします。

尚、当日の参加も可能です。ご参加お待ちしてます。

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第10回武田の杜トレイルランニング大会のサポート

日時:平成30年12月9日(土)午前8時30分~午後1時30分

会場:武田の杜(武田神社湯村温泉郷)

距離:31.5km

募集定員:700名

 大会要項

こうふ開封500年記念事業第10回武田の杜トレイルランニング

 レースコンセプト

里山の自然を感じながら走る・・・これがトレイルランニング

○観光振興と地域活性化並びにスポーツ振興甲府市北部の新たな魅力❗

○環境活動もしたい自然に感謝 

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やまなし緑サポーター会は、健康の森一帯を担当に5年前からこの大会をサポートしています。

 当日は、厳しい寒さの中8時30分武田の杜サービスセンター前に集合、受付後責任者の説明を受け、予め指定された位置に各々配置につく、8時武田神社をスタートした選手を待ちました。

 第2チェックポイント武田の杜サービスセンター前(第2検問)

26.5kmにトップ選手がはやくも1時間45分で通過、暫くして招待選手や一般参加者が次々に通過する。 

 最終ランナーは午後1時過ぎ第2チェックポイントでチェックアウト。サポート者は、最終ランナーを待って解散する。

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 寒い中❄ご参加戴きました皆様ご苦労様でした。

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やまなし緑サポーター会第3回学習会

日時:平成30年11月28日(水)午後1時30分~2時

場所:武田の杜サービスセンター研修室

演題:「ツツジの品種・栽培・病害虫」

講師:大澤正嗣先生(樹木医・農学博士)

      山梨県森林総合研修所 森林研修部長

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 ツツジは公園木、街路樹としてごく一般的に植栽されている。

常緑生のツツジ

ヤマツツジとその品種

 我が国の北海道南部から本州、四国、九州に自生する。最も一般的な原種各地の平地林の山裾に見られる低木、地方によって形態が著しく異なる。

 山梨でも普通に山野に見られる。「躑躅ヶ崎」など、山梨県の地名に残る。

・サタツツジ

 ヤマツツジの地域変種、キリシマツツジ、グルメツツジの親。

花色の変異、多花性のところがグルメツツジと同じ 

 特徴:

 ①春と夏に2回出葉し、夏に出る葉は大部分落葉せず越年(半常緑)

 ②最低気温が8℃以上になると開花。

  開花は、近畿や関東では4月下旬、東北は5月。

 ③開花から満開まで10~20日

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キリシマツツジ

 キリシマツツジは江戸キリシマとクルメツツジに大別される。

 九州南部(鹿児島県霧島山)で育成された品種 霧島ツツジの由来。

クルメツツジ

 福岡県久留米地域の特産。

 花は3~4cmと小輪だが花付きはよい。交雑による幅広い花色、他のツツジに見られない派手さあり。ほとんどすべてに枝先に花芽が文化し脇芽まで花芽になるため、他のツツジと比較して花数各段に多くなる。

 若葉が伸びだすのが遅く、枝が詰まった樹形になるので、全樹が花で覆われる。ゴールデンウィークに開花するので公園、行楽地で植栽されているツツジはほとんど本種。

 耐寒性は比較的あるが過湿に弱い。本種の鉢植え、盆栽として楽しまれてきたが近年はわすれられている。

・江戸キリシマの品種

  キリシマツツジの1系統。鹿児島地方の野生品種から江戸時代に江戸を中心に発達。花色は緋色は代表される。 

 ヤマツツジの血が濃く、グルメツツジより良く伸びて立ち性、耐寒性あり。 

 20品種程合ったが、近年は栽培されることが減っており、2品種程が見れれる。

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○ミヤマキリシマ

 九州の1000mグラスの高山の山頂付近に自生(霧島山阿蘇山雲仙岳)地を這うような形で密な樹冠。冬の寒気と強風によって灌木が育ちにくいところに生育。裸地性の植物でササ等に弱い。

 花は小輪2~3cm、花弁の上唇に斑点がほとんど無い、淡紫色がほとんど。盆栽に適している。

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○サツキ

 紅花系の野生サツキ紫花系のマルバサツキの2系統あり、野生の原種から育成された園芸品種。ツツジより1ヶ月遅く開花。

栽培:自生地の降水量多く、西日の当たらない渓流沿い、空中湿度多く、耐寒性低い。酸性土壌(ph4‚5~6)鹿沼土(通気、排水、保水の良い土壌)

 半陰性、午後はよしず越し等。盆栽、四季の変化、コンパクト、枝が密、側枝の発生多数。庭木様々な種類あり。

○ヒラドツツジ

 長崎県平戸地域で育成された大型のツツジ、あるいはそれと同様な品種群。複雑な交雑により葉形や花など非常に変化に富んでいる。

 一般的には樹勢が強く、生育はきわめて旺盛で樹齢も長い。

 ツツジの中では強健、寒さにやや弱い品種でもある。

 花色豊富、花径は6~15cm、株が大きく満開になると見事。

○ケラマツツジ

 奄美大島から沖縄本島に分布、あまり知られていない。標高1~2m。重厚な葉と強烈は花色で是非庭木に加えない一品。

 園芸品種はほとんどない。寒さに弱い。関東東部まで、風よけ、霜除け。

落葉性のツツ

ミツバツツジ

 早春から開花、枝先に葉が3枚輪生。痩せ地に生える。 

ミツバツツジトウゴクミツバツツジ、サイゴクミツバツツジ、ナンゴクミツバツツジ

 花は大変きれい、新緑の前に開花し色も良く目立つ。園芸化が遅れている。

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レンゲツツジ

 オレンジ色、黄色の花色は、ツツジには珍しい。園芸化されていない。高山性のツツジで暑さに弱い。根から花まで毒を含むので要注意。

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※シヤクナゲとツツジは同じ仲間(ハクサンシヤクナゲ、アズマシヤクナゲ)

 

 病気、害虫などの特徴と対策

ツツジグンバイムシ

 軍配のような形をしている害虫、体長は3~5mm。幼虫も成虫も葉裏で吸汁する。葉は白い絣模様になる。4月~10月の間に何回か発生する。

 防除⇒殺虫剤を葉の裏にかけるように散布する。

○ベニモンアオリガ

 幼虫がツツジ類の蕾と新芽に穴を開けて、内部を食べる。このため、蕾や芽が枯死し、翌年の花数が減少する。

 対策⇒殺虫剤(オルトラン、カルホス等)を、7月10月まで、2週間に1度散布する。

 中に虫のいる蕾を取り除く。枝に白いマユを作り越冬するのでこれを取り除く、

○天狗巣もち病

 比較的珍しい病気だが、美森周辺では被害が多い。

 対策⇒罹病部分の切り捨て。環境の改善。

○地衣類

 枝の薄い枝に日が当たる部分ができるとそこに地衣類が発生する。ツツジ自体が大きな被害を受けることもある。

 対策⇒ツツジを元気に育てる。地衣類を除去する。

○夏の乾燥

 ツツジ類は、乾燥では、十分育たない。道路の路側帯に植栽され、乾燥し過ぎて良く育たない例が多い。特に植え替え後は十分な灌水が必要。

レンゲツツジの衰退

 甘利山のレンゲツツジ衰退の調査は途中であるが、枯れが多く花が付かない株は、根元から切り戻し、萌芽させる。

 ススキや笹などを刈った後地面に敷き、乾燥を防ぐが有効であることが解りつつある。

シャクトリムシ等(ヒョウモンエダシャク)

 

美森のオオヤマツツジ

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 ヤマツツジ列では唯一の国指定天然記念物希に見る巨樹日本1樹高2.5m枝まわり24m主幹20数本+12本

 昭和3年(1928年)県指定

 昭和10年(1935年)国指定

 昭和48年(1973年)花付きは半分、樹勢やや衰弱、天狗巣もち病の被害が多発。遅霜の被害も受けた。

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 学習会皆様熱心に受講しています。
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 武田の杜サービスセンターは、やまなし緑サポーターの学習や実践の場でもあります。何時もお世話になり有り難う御座います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  秋の美し森美化活動の参加

実施日:平成30年11月25日午前9時~11時30分

場 所:清里美し森一帯

 主旨:秋の美し森美化活動は、去る6月3日に約200本のツツジを植えた。その保護育成の為下草刈りを実施する。
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やまなし緑サポーター会は、自主活動の一環として、この「美し森ツツジの献植」を対象に植栽木の保護育成について、どんな協力が出来るのか、此まで2回の班長会議で検討してきました。

 今回は秋の美化活動に合わせ会員からも参加を募り14名の皆さまが遠くから大月市富士吉田市からの会員の協力を得て、秋晴れの中で献植の下草刈りに、いい汗をかきました。ご参加の皆様大変ご苦労様でした。

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繁茂する笹原の下刈草刈りに汗😓する会員の皆さまです。
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美化活動を無事に終了して、ほっと一息する。皆さまの笑顔😊が素晴らしい。素晴らしい❗

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写真👀📷✨は美し森の観察路入り口、急な坂の階段が続くが素晴らしい景観がある。

 

 秋の美し森美化活動参加の経緯について

 6月8日やまなし緑サポーター会総合で、第3号議案事業計画(案)について、麻川会員から自主活動の具体的な提案かありました。この提案について、班長会議を開催し取り組を検討してきまました。

 班長会議開催 

 平成30年6月28日(水)PM1:00~3:00

場所:武田の杜サービスセンター研修室

出席者:山村副会長、齋藤事務局、海老塚会計

   小林班長(1班長、副会長)、萩原班長(2班長、監事)、広岡班長(3班長、事務局)、加藤班長(5班長)

 欠席:饗場会長、駒田班長(4班長)

〈麻川会員からの提案〉

 北杜市観光協会が実施した「美し森ツツジの献植」について、個人的には草刈り水やりなどの保護育成を行っているが広範囲で活動に限界がある。緑サポーター会自主活動としての取り組みが出来ないかとの提案があった。

 まずは、麻川会員からプロジェクターで状況が説明された。緑サポーター会としてどんな取り組みが出来るかを検討した。

〈決定事項〉

 1、緑サポーターの活動とし「美し森ツツジの※献植」を対象に植栽木の保護育成活動を実施するに当たり関係機関と協議をする。

 2、活動は「山梨県緑化推進機構の森林ボランティア団体活動支援事業」の主旨に合っている。

3、班長会議で現地調査を行う。

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※『献 植』

「県有林内献植の取扱基準:県有第3-5号」にて植栽した樹木は「県の所有」とする、その樹木の保護育成は植栽者が行うこととする。

北杜市観光協会」が29年、30年の2年で約500本のツツジを植栽、30年4月23の日「県有林内献植について」申請して、5月23日付けで県の承認をうける。

 6月の植栽には約100名が参加して盛大に開催された。

 

 第2回班長会議(現地調査)

日時:平成30年7月25日(水)(AM9時30分美し森駐車場)

 出席者:山村、小林、萩原、広岡、麻川、加藤、齋藤

 美し森駐車場から遊歩道の階段を昇り美し森頂上(売店)付近までのツツジ群落地は特に枯れ枝などが目立つ、又、献植した幼木はササに覆われ見分けが付かない状況である。年1回程度の下草刈りでは十分なとは言えない。保護育成の必要性を感じた。

又、北杜市観光協会との協議では、やまなし緑サポーター会に献植の保護育成についての協力要請を受けた。

 中北林務環境事務所に問合せ、県有林⇒八ヶ岳中信高原国定公園⇒森林文化の森⇒八ヶ岳の森⇒美し森と一連の指定地域での活動について、献植の位置付けを確認する。

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                      以 上

 

 

 

 

 

 

 

 

第11回甘利山クリーン大作戦荒天の為中止

実施日:平成30年10月27日(土)

集合時間:午前8時(8時30分出発)受付終了後、中型バスで現在へ向かう予定でしたが、6時20分韮崎市役所から、本日は荒天の為中止の連絡が有りました。
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 甘利山クリーン大作戦の主旨

南アルプスユネスコエコパークの前衛・甘利山は、山頂一帯を紅に染める約15万株といわれるレンゲツツジの大群落や、貴重な高山植物が自生する。”にらさき„を代表する名勝地であります。ユネスコエコパークの緩衝地域にある。甘利山の「美しく豊かな自然」を守り、”夢と感動„を次の世代に継承するため、『甘利山クリーン大作戦』を実施しますので、多くの皆さんのご協力をお願いします。

やまなし緑サポーター会は5年前からこの主旨に賛同して参加しています。今年度も13名の参加者が有りましたが荒天の為中止となりました。

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 甘利山の「美しく豊かな自然」を守り、”夢と感動„を次の世代に継承するために❗

県外視察研修会

日時:平成30年10月24日(水)午前8時~5時

場所:東京八王子市廿里町 多摩森林科学園

〈研修テーマ〉

 我が国最大の森林関係研究機関、明治以後からの研究成果や樹木の保護育成、管理を視察研修する。


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多摩森林科学園の概要〉

 八王子市高尾にある「多摩森林科学園」は、森林に関する研修機関で、展示館(森の科学館)、約7ヘクタールの樹木園(およそ600種)、サクラ保存林を通年一般公開している。

 木材を活用した2階建ての「森の科学館」は、パネルや映像、いれいろな資料を展示、交流の場、森林講座も開催。

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 8ヘクタールの広大な「サクラ保存林」は、江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物指定のサクラのクローンなど、全国各地のサクラ約1500本が植えられており、見頃となる2月下旬から4月下旬は多くの人で賑わう。

 「樹木園」は、7ヘクタールの敷地に、昭和の初期から、国内外の樹木約500種、6000本を植栽。園内では775種の野生植物が記録され、季節の植物を楽しめる。

 また都市近郊としては珍しく、四季折々、野鳥、ほ乳類などたくさんの生きものたちに出会えるのも魅力。園内ガイドツアー(2時間)も開催している。

○サクラ保存林みどころ

 約8ヘクタールにもおよぶサクラの保存があり、全各地のサクラ🌸1500本が植えられています。サクラ🌸の開花は種類によって異なり、2月下旬から4月上旬まで順次見頃をむかえます。

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  恒例の県外視察研修会は、東京都八王子市にある独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園を研修しました。

〈樹木園観察〉

 当園の研究員さんのご案内でまず園内の概要について説明を戴きました。次に樹木園を視察しましたが、第1樹木園は台風➰🌀の為倒木があり立ち入り禁止となり、今回は第2樹木園のみとならました。

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 参加者が38名と大勢となり、2班に別れてご案内戴きまた。 

 園内の森林は、江戸時代には幕府直轄であり、明治以降には御料林として公的に管理・保護されてきたため、薪炭林として利用されるようなコナラの二次林は少なく、逆に、この地方に潜在的にあったと考えれる、モミやスタジイなどの常緑樹が多くみら見れるのが特徴でした。

 ・「モミ」

   常緑高木、30~40m、花は単性で、雌雄同株4~5月開花、球果は円柱形で10月熟す。

 ・「スタジイ」

 常緑高木、20~25m、花単性で、雌雄同株果実は翌年の10月熟し堅果

 散策路を進むと❗

 ・「イチイガシ」

 コナラ属、常緑高木20~30m、花単性雌雄同株4~5月開花、果実は10月熟す。同じ仲間に、ウバメガシ、アカガシ、アラカシ、ウラジロガシ、イチイガシ、ツクバネガシなどがある。

 ・「ヒメバラモミ」

 常緑高木30~40m、花は単性雌雄同株5~6月開花、球果10月熟す。

 ・「コナラ」

 落葉高木20~30m、花は単性で雌雄同株、果実は当年の10月に熟す。

 ミズナラ別名オオナラ比較的標高が高い所に生育す 

 更に釣船草通りからサクラ🌸

 ・「サクラ保存林」

 前記の通り、8ヘクタールのサクラ保存林は日本全国の主要なサクラの栽培品種や名木、天然記念物などのクローンが植栽されついる。まさに、10月ザクラが咲いていた。🌸

 釣船草通りを戻り、休憩所へ、

・「スギ」

 常緑高木30~40m、花単性雌雄同株、3~4月開花、球果は10月、他にエンコウスギ、アシウスギ

 〈経木〉キヨウギの名前の由来

 元々はお経を書いていたことが由来だと言われている。その後、他の様々な用途でも使われるようになった。

・「イヌビワ」

 落葉低木3~5m、花単性で、雌雄同格4~5月開花、果実は11月に熟す。

・「メタセコイヤ

 花期は2~3月、果期は10~11月、(アケボノスギ分布中国四川省原産)

 同種に「ラクウシヨウ」がある。4月開花、球果10~11月、(ヌマスギ分布北米南部原産)気根がでる。

 

以上で樹木園を一巡して展示館に戻りました。丁寧なご案内を戴きました有り難う御座いました。

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 帰路は、圏央道から中央道へと大月経由で無事に甲府に戻りました。早朝からのご参加戴きました皆様大変ご苦労様でした。 
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