[平成23年度活動記録]平成23年度 第二回学習会(当番幹事 小林)

 

■内容 「樹木分類と樹木の病虫害について 座学と観察」
■講師 樹木医 辻俊明氏 ・ 樹木医 渡辺真悟氏
■日時 2011/8/27/9:30〜15:30
■場所 山梨県緑化センター
■出席状況 出席者26名

 午前中に「農薬の基本と使用方法」の座学(辻俊明氏)、午後に「樹木の病虫害(診断方法 原因 対策)及び園内での実習(渡辺真悟氏)がありました。

まず、「農薬の基本と使用方法」です。
パワーポイントと資料に基づき、「防除方法の種類」、農薬の「定義・分類・剤型・ラベルの見方・使用方法」など。さらに「取扱上の注意と保管管理」を学びました。

 最後に「病害虫防除の基礎知識」(病害の生態・防除薬剤と予防薬剤、害虫の生態・
防除薬剤)について学習しました。

 午後は、教材(「葉でわかる樹木625種の検索」馬場多久男著)を用いてまず座学。

 それから午後の陽射しを浴びて、緑化センター園内で樹木の分類(樹種の生態)の
実習をしました。

 下の動画では、園内を回り、ウメモドキアセビサルスベリニシキギ、マユミ、
シャリンバイ、イロハモミジなどの樹木の分類を行っている様子をご紹介します。


     


平成23年度 第2回緑サポーター会 学習会アンケート集計結果
 ■出席状況 24名/57名(42.10%) 
 ■回収状況 20名/24名(83.33%)   
1)研修難易度について
   ・易しすぎた(0名)  ・程良かった(20名)  ・難しすぎた(0名)
2)研修内容について
   ・満足(13名)    ・普通(6名)      ・不満(1名)
3)今回の研修の感想を教えて下さい。
   ・昨年とあまり変わらない内容だった
   ・分かりやすかった・勉強になった
   ・具体的な話でよかった
   ・消毒方法は大変参考になったた
   ・病虫害の診断方法・原因と対策をシリーズで学ぶ意義が大きい
   ・午前の講義は実用的で非常によかった(2)
   ・園内の樹木についての説明が勉強になった(4)
   ・「目からウロコ」がたくさんあった
   ・図鑑を皆が持って歩けば良いと思った
   ・同じような講義でも新しいことが発見できるので、研修は有意義
   ・園内だけの実習では応用性に乏しいと感じた
4)今後研修に取り上げて欲しいテーマがあったら教えて下さい。
   ・公園や公共施設の樹木診断と剪定、手入れの実習と実践(2)
   ・街路樹の種類と分類また管理について(2)
   ・土壌診断と改良方法について(2)
   ・植物の生理を学びたい
   ・病害虫駆除の外科的技術(剪定等)の実技講習
   ・樹木が自然の中で生育している環境の観察
   ・樹木診断と治療について
   ・実習、実技をかねた研修等
5)次の活動が企画された場合、あなたは参加しますか

6)会に対するご意見、ご要望、アイディア等を自由にお書き下さい。
   ・緑化イベントへの参加、甲斐市からの依頼の具体化
   ・樹木園のサトザクラの保守及び園内の剪定実習
   ・(講師作成の)問題集を使った講習を取り入れてはどうか
   ・家庭や地域の樹木の手入れについてもっと実用的な内容を
   ・新規に講習を受ける方が少なくなっているようです
   ・登録会員数は多くても、研修会への出席者は今回くらい(20名前後)に落ち着くのではないか

 今回もアンケートへご協力頂き、有難うございました。(集計担当 向井) 以上 。